確定拠出年金では、投資商品の変更(スイッチング等)は各運用管理機関が提供するWEBサイトから自由に変更する事が出来ます。しかし、掛金の変更手続きは書類を提出する必要が有ります。

確定拠出年金の毎月の掛金拠出額は「所得控除」に対象になるため、運用管理機関の承認をキッチリと受ける必要が有ります。この記事では掛金変更手続きの方法・手順について紹介します。

掛金変更手続きの方法

変更手続きを行う方法は以下の2つです。

  • ①運用管理機関のコールセンターへ電話して必要書類を送付してもらう
  • ②運用管理機関のHPから必要書類をダウンロードする

以下では①の方法について紹介したいと思います。

掛金変更手続きの手順

私は以前「野村證券」で個人型401kを運用しておりましたので、それに準じて手順を紹介していきたいと思います。

①コールセンターへ電話

野村のコールセンター

管理機関の提供ホームページに入ると、上記画像のようにコールセンターへの電話番号が記載されておりますので、電話をかけて下さい。

運用管理機関によって電話番号は違いますので、ご自分が加入されている機関のコールセンターへ電話をかけて下さい。

②書類が到着(概ね1週間前後かかる)

コールセンターへ掛金変更の依頼をかけてから1週間程度で書類が送られてきます。

野村掛金変更1

封筒に入っている書類は以下の4つです。

  • 加入者掛金額変更届
  • 【記入例】加入者掛金額変更届
  • 「加入者掛金額変更届:提出時の注意点
  • 返信用封筒

一応、画像で表示させます。

■加入者掛金額変更届

加入者掛金額変更届

■【記入例】加入者掛金額変更届

こちらの記入例を見ながら、先ほどの原本に変更金額や必要事項を記入して下さい。
記入例-加入者掛金額変更届

■「加入者掛金額変更届:提出時の注意点

注意点に関しては後ほどまとめます。
ご提出時の注意点

■返信用封筒

返信用封筒

もちろん、返信の際の切手代に関しては運用管理機関が負担してくれます。

なお、返信用封筒に関してもHP上でダウンロード出来ます。その場合でも切手代は運用管理機関が負担します。

掛金変更が実際に行われるタイミング

掛金の変更受付は毎月15日までです。そして、その翌月の引き落とし額から実際に変更になります。

例えば、3月の引き落とし分から掛金を変更したい場合には、必要書類が2月15日までに運用管理機関の手元に到着しておく必要が有ります。この辺りは注意して下さいね。